2013年11月2日土曜日
高円寺北中音楽祭のこと21
落ち着くことが一番。そんなことをジョンケージが言っていた。多分。僕はそれをケージの言葉と信じて折に触れては落ち着いている。目の前に見える本番、視覚的に見えているような錯覚。落ち着けるか。
高円寺北中音楽祭のこと19
「音楽の根源、すべての生物が持っている心臓の音=鼓動をあらためてかんじながら、この日だけの音の道を歩いてください。」これは主催者の狩野さんの言葉の断片である。音楽が儀式であったり、祈りであった、まだ芸術(広義の)という概念がなかった時代の音楽、人が本気になればいつでも戻れる場所、それは個々の問題で、押し付けるものではない。純粋に考える人だけが知る。
2013年11月1日金曜日
高円寺北中音楽祭のこと18
舞台となる北中通り商店街のために合奏曲『橋』を書き下ろしました。商店街のかつての地名「馬橋」の発音を含むメロディーを選りすぐりの、独自性を持った演奏者たちがそれぞれの解釈で奏でます。この音楽祭の音の全てが一つの楽曲と考えてください。
音は、増幅を必要最低限にするため、小さく感じるかも知れません。これは「聴く」という行為をしてもらうためで、「聴こえる」という受け身から脱する考えと、生活音とのバランスの配慮です。先ず人と街と音楽が一体になり、加えて色々な要素を巻き込んでいけば面白いと思います。
通り過ぎて行くのではなく、心に引っ掛かりぶら下がり続けるのが北中音楽祭です。
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