2010年3月31日水曜日

休憩Ⅱ

黒沢明の「七人の侍」を観た。207分の大作だ。映画が始まり100分くらい経ったころ、ひょっとしてと思ったら、矢張り。休憩の文字がでかでかとスクリーン(16インチ)に浮かび上がった。重々しい、この後の厳しさを暗示するオーケストラが約5分、休憩の文字は痙攣するように画面で微妙に揺れている。DVDは2枚組みで、休憩が終わると同時に1枚目が終了した。休憩の後にまた休憩が来てしまった感じだが、休憩も含めて完全収録されていたのには感心した。

2010年3月20日土曜日

救い

あと数十円あれば用事は済んだのだ。少し前に百円の古本を買ったためにお金が足りなくなった。
諦めて電車に乗ると、間違えて逆方向の電車に乗ってしまった。ため息をつき、さっき買った古本を開くと、当時の新刊情報が挟まっていた。『「アニマルどー!!」谷岡ヤスジ』、横には激怒した牛が「バカー」と叫んでいる。

2010年3月5日金曜日

休憩

黒沢明の「赤ひげ」を観る。映画は約170分で普通の映画より長い。映画が始まり100分くらい経ったころ、スクリーン(16インチ)が暗転し、白い文字で画面の真ん中に「休憩」の文字が浮かび上がった。田園風景が似合いそうなオーケストラが約5分、真っ暗な画面を見ながら待った。

2010年2月24日水曜日

となり

夜、電車のシートに座って一息つくと、となりの背広の男性が、「ほんとに?」と、雑誌を手に半笑いで独り言を言っている。「ふふ、すごいなー」と続けて言うので一体どんな雑誌を読んでいるのか気になり、横目で盗み見ると、地図だった。

2010年2月3日水曜日

トップライダー

僕のファミコン経験の中で最も衝撃だったのが「トップライダー」。価格は9800円もするのだが、当時近所の電気店で9割引の980円で売っているのを発見し即購入。何故価格がこんなに高いのかというと、このゲームには専用コントローラー、というかビニール製のバイク型コントローラーが付属されているのだ。ハンドル部分がコントローラーになっていて、左右の操作はバイクを傾けるとのこと。操作性が非常に悪く、全く進まないままバイクがパンク(タイヤではない)してオシャカ。しかしパンク修理セットが付属されていたのでパンクを直し再開、パンク、と繰り返し、修理痕だらけになってパンク修理セットも底を突き、結局なにも起こらずに終わった。ゲームをしたというよりはパンクを直したという印象だ。
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