2013年10月30日水曜日

高円寺北中音楽祭のこと17

作曲に専念してから初めて自分の作品が他人によって演奏されるのを聴いた。約40人の高校生の吹奏楽部の演奏だ。その感動はあっけなく淡々と過ぎ去っていった(浸っている場合ではなかった)。頭の中で想像していたのとあまり変わらなかったので取り乱すこともなく、成程、と心の中で呟きながら確認した。僕が書いた旋律を高校生が自分の解釈で音にする。音楽とはこんなにも面白かったのか。これはまだ断片だ。
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