2015年11月5日木曜日

発、そのもの2

終演後、植野さんを囲んで談笑、輪の中がミュージシャンばかりだったことから、植野さんが自己紹介がてら二曲ずつ披露しようと強引な提案、ギターに一番近かった僕から第三幕が上がる。最近の得意な曲と少し昔の僕らしい曲を。続いて第二幕でさやさんと共に客席で歌っていた方、蓋を開ければ池間由布子さんだった。カバーを一曲、オリジナル一曲を披露。静かな中に鋭さを持った言葉が独特の声色に乗ってぼろぼろとこぼれる。続いて紹介されたのが神田さやかさん。幽かな歌声だが言葉がすっと近づいてくる。すっと近づいたかと思うと目の前で落ちたり、消えたり。そして、テニスコーツさやさん。ニコニコしながら発せられる音楽が、ずっしりとステージにもなった小上がりに積み重ねられていく。本編の影響からか、音と言葉、心が物質的にあたり一面に散らかる。美しい邂逅、その他にも嬉しい出会いが。

発、そのもの1

不思議な緊張感に包まれた第一ステージ。新曲を中心に構成されている事が事前に公表されていたためか、息をのむような演者と観客のやり取り。もはや「エロ本」という言葉でさえ、深読みの対象になっていた。厳格な様相で第一幕は下りる。
15分程度の間を持って第二ステージ、いい具合に解れた雰囲気(演者本人がビール小瓶を立て続けに2本)で走り出す。序盤で客席のテニスコーツのさやさんがゲストとして呼ばれるが、本人の意向から客席から離れずに共演が始まる。その距離は3メートルほど。二人の声が物質のようにコクテイル書房の空間を走り回っていた。その後、さやさんの近くに座っていた馴染みのお客さんも加わり、既に植野さんの遊び場と化していた。

2015年10月27日火曜日

昨日のこと

変化は怖い。慣れ親しんだ自分の領域から出るのは、意識的には出来ても実際には難しい。
昨日(一昨日ともいう)はいい日だった。するっと友人は不意に僕の態度を突いて、それに対して僕は本当の事が言えた。友人よ、ありがとう。

2015年10月22日木曜日

ja maa sobiの山遊び

トロンボーン担当のピッケル(愛称)の遭難(仕事の都合で不参加)により、今回は助っ人トロンボニストが参戦。紅一点、歌入り合奏曲「はじめに」、新曲のアカペラ曲「おわりに」、そして朗読組曲「山遊び」の朗読に新たな色どり、周波数を与えてくれた。
デビューライブに比べると場慣れした様子のメンバー、全体的に安定感が漂うが、課題は果てしなくあるので、大した問題ではない。無論、僕にも該当する。同じミスを繰り返すという可愛らしい一面を露呈してしまった。
もう一つの新曲、自由合奏曲「あいだに」は、それぞれの個性、そして気遣いが垣間見えて良かった。

次回は、新曲の歌入り合奏曲「とりこ」を引っ提げて挑みます。師走の助走のあたりに演奏会を考えています。
それから、テキスト担当のリコーダー担当者(愛称は未だない)が、新作の朗読曲を提案してくれました。テーマの作曲もお願いしようかな。

先日、今回の作曲者のトランペット担当者(愛称はまだないが、ザイールがいいと思っている。ザギールという響きから)の「とりこ」の作曲に立ち会ったところ、インド音楽を持ち出してきたので、ja maa sobiに新たなエスニシティが加わることでしょう。あえてインド楽器を持ち出さないのも乙かと。

2015年10月2日金曜日

斉藤バル、発

三村京子さん、期待以上にこのイベントの趣旨を体現してくれた。僕の、三村さんの音楽の好きな部分が押し寄せてきて、非現実感から夢うつつの狭間を反復横飛びしているような気分になる。ワンマンならではの演者の揺れが危なっかしく、時に素顔がチラつくところに惹きつけられた。

居酒屋としての斉藤バルも刺激的だが、矢張り音楽がどうしようもなく好きで、面白く、これからは音楽の要素を少しずつ増やしていきたい。斉藤バル主催「発」は続く。
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