2014年2月26日水曜日

いやよいやよ、いやよ

嫌いだけど比較的好き。矛盾しているが案外そういうものは多い。気に食わなくても一点に向かっているものは魅力的である。

時間では取り戻せないもの

百鬼園先生ごめんなさい。なんで乗ったか、乗る予定がない新幹線にふらっと乗ってしまったことについて振り返ってみてもそっち側にはなにも手がかりがない。自分の速度というものは常日頃意識し認識しているものと自覚していたつもりがこのざまである。幸い共犯者がいる。

2014年2月22日土曜日

批評

過去の文章を読み返す。大体一言多い。サービスのつもりか。結果サービスになっていない。

作曲をしてます

「作曲をしています」と言うと大体凄いと言われる。作曲をすること自体は少し音楽に触れれば誰にでもできると思う。なので凄いと感激されるようなことではない。「作曲をしています」と言うと大体クラシックだと思われる。クラシックの作曲をしているつもりはない。クラシックとロックだったら後者に近いだろう。ロックほど広義なジャンルもない。ロックを決めつけないでください。

2014年2月16日日曜日

G men Hoover

トリニダード・トバコのラムを一本。ヴァン・ダイク・パークスのレコードを思い出す。今も持ってる。全然聴かない。「G men Hoover」が懐かしい。"G"に纏わる或るバンドを組んでいた。さっき元(?)メンバーからメールがあった。モンクの「荒城の月」の演奏のリンクのみ、テキストなし、彼はカルフォルニアのどこかに住んでいる。そういえば昨日から別のメンバーとも連絡を取ってる。相変わらずだ。死ぬまで人は変わらない。俺も然り。

日本、東京

チリ、チリ、ペルー、日本。御徒町から御茶ノ水までは、バルセロナの中心のちょっと西の大きな道を北上するのと同じ気分だった。楽器屋があった。ボロボロの塗装の剥げたギターを指して「これ、いくら?」と聞くと、「試奏用だよ」と返される。スペインの話だ。東京を歩こう。

2014年2月14日金曜日

カリブ海

キューバ、ジャマイカにトリニダード・トバコ。音楽をきっかけに知った国々だ。どこにあるかなど気にもしなかった。ラム酒を嗜むようになって、ガイアナ、マルティニーク、文学も手伝ってドミニカ共和国を知った。最近、演奏に向き合う機会があった(普段は作曲ばかりしている)。ラテン・アメリカ、なんて響きだ。どのくらい遠いかも分からない国々に僕は染まっていた。僕の偏見が僕をそういう風に見たのだろう。

2014年2月13日木曜日

記憶を超えて

僕の人生で記憶に残ったコンサートは数えるほどだ。自ら選んだもの、たまたま目撃したもの、千差万別ではあるが、矢張り偶然目撃したもののショックは大きい。棚からぼた餅、餅は胃もたれ、世は情け、クニ河内、♪海はおとー(う)と、なにがあっても忘れない。

山のある風景

実家を挟んで同じくらいの距離の最寄り駅が二つある。夕刻、二十年前?もっと前かに出来た新しい方の駅から実家に向かう途中、東西を繋ぐ人工的な、この街で主要な道路の上から西を見ると、山のシルエット、秩父の方だろうか。そんなもの見たことはなかった。見ていなかったのだろう。

2014年2月11日火曜日

キノコ

キノコが湯当たりしたかの如く茶碗に可愛らしくもたれている。シメジである。トマト煮込みである。僕は元来、キノコと蜘蛛が苦手(前者に関しては食べるのは得意)で、これはひとときの和解のようである。一方的であり、キノコは何のことか分からない、はず。

2014年2月8日土曜日

祭りのあと4

明日(今日に足を突っ込んでいてもうすぐ地に足がつく)は20年ぶりの大雪らしい。天変地異ついでに、音楽祭当日の天気は2、3日前までかなり怪しかった。天気予報を見る度冷静を装い不安を肴に一杯やった。当日の天気予報は忘れられない。関東は、東京以外は雨、高円寺は晴れていた。初めての音楽祭を無事に終えた夜には音もなく雨が商店街を濡らすのだった。

2014年2月6日木曜日

日本の或る作曲家

岡野貞一という作曲家がいる。「朧月夜」や「ふるさと」と誰もが耳にしたことがある、口ずさんだことのあるあのメロディーを生み出したその人だ。他の日本の唱歌とは違い、少し異国情緒のある独特のメロディーにリズム、成程キリスト教徒だったようだ。

2014年2月2日日曜日

見出し、乱し

子供と酔払いは嘘をつかない、真実は端に寄せて、まあ頷ける格言である。しかし、酔って言い訳している人をよく見る。嘘をついている訳ではなく、正直に言い訳をしている訳だ。結局のところ、分かろうとはしない事だ。 

刹那的即興的

新しいと言われている、思いこまれているものに向かうより、ただ自分に向き合う事の時間のほうが僕にとっては大事だ。友人から千年以上前の作家?の文学?日記(無論、原書ではない)が送られてきた。先日読んだ現代の文学(?)と何ら変わりない。人間の潜在性(僕は本質主義ではない)に目を向けるべきではないか。
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