2013年10月30日水曜日

高円寺北中音楽祭のこと17

作曲に専念してから初めて自分の作品が他人によって演奏されるのを聴いた。約40人の高校生の吹奏楽部の演奏だ。その感動はあっけなく淡々と過ぎ去っていった(浸っている場合ではなかった)。頭の中で想像していたのとあまり変わらなかったので取り乱すこともなく、成程、と心の中で呟きながら確認した。僕が書いた旋律を高校生が自分の解釈で音にする。音楽とはこんなにも面白かったのか。これはまだ断片だ。

2013年10月29日火曜日

ルーリード

ルーリードが死んだ。ヴェルヴェッツは直ぐには好きになれずレコードをかけたり外で聴いているうちにゆっくりと好きになっていった。そういう音楽が僕の手元に残っている。僕はこの半年、いやそれ以上か、バッハの平均律クラヴィーア、ヴェルヴェッツの2nd、モンクのなにかを聴くくらいで、あまり他のレコードを聴いた記憶がない。パレルモシューティングは内容はほとんど覚えてないが良い映画だった。ルーリードが出演しているから観たけどどんな役だったかな?友人に散髪してもらう時は「ルーリードみたいに」と注文した。部屋の壁に立てかけてあるレコード、バッハのレコードの後ろに2nd、今チラッと見たら一番前はサティだった。詩人の彼を知らない。今知ってる彼が好きなのだ。

2013年10月26日土曜日

高円寺北中音楽祭のこと16

天候が気になる。でも天気の事を悪く言いたくない。当日は晴れるといいけど。

2013年10月22日火曜日

高円寺北中音楽祭のこと15

北中商店街東側入口にかつて架かっていた橋、それが「馬橋」だと思っていた。実際は馬橋村と高円寺村を分ける川に架かっていた橋、名もない橋だ。いや、名があったかもしれない。僕が書いた馬橋の響きを含むメロディーはこの橋に捧げる。

2013年10月19日土曜日

高円寺北中音楽祭のこと14

音楽祭というのはその場所で起こることが全て音楽なのだ。所謂音楽だけが音楽ではない。

2013年10月17日木曜日

高円寺北中音楽祭のこと13

テーマのメロディーを何回弾いただろうか。五拍子で二小節、初めは五拍子と六拍子の二小節だったのだが、歩くというテーマが入ってきたので一拍抜いてまとまりを出した。アイスランドの民謡は七拍子一小節がテーマだったような。四拍子は考えてみると意外と不自然である。

2013年10月15日火曜日

高円寺北中音楽祭のこと12

最終的に最初のアイデアの近くに着地する。もちろん経緯は無駄ではない。

北中音楽祭「街の鼓動×音の歩道」
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