2015年6月25日木曜日

バル12、13日目が終わる

あーでもないこーでもないと議論しているのを、カウンターを隔てて聞くのは楽しい。二日目、お通しをなくした。考えてみれば、スペインのバルでお通しが出てきたところは確か唯一一軒。
斉藤バルは、ひとつの作品である。結局のところ、和食もスペイン料理も同じで、作る人の一部を食べているだけなのだ。

次回は、京都から帰ってすぐの営業。あまり深く考えず、行き当たりばったりでやります、やりたいことを。

2015年6月11日木曜日

バル10、11日目が終わる

次の段階に来た気がする。僕は、音楽と共に生きてきたので、比較的音楽に強い。音楽を結び付けてなにかやりたい。安易かもしれないが、投げ銭ライブみたいなものを。しかし、内容は、ただ演者を呼んで演奏してもらうのではなく、演者と来場者が考えるライブ、消費するだけではなく考えることで新しい体験をする、そんなものにしたい。基本はワンマンで、曲や詩について話してもらったり、質問が飛び交ったり。
今回は、友人が淡路島産の新玉ねぎを提供してくれた。玉ねぎ嫌いを唸らせる逸品。人が関わるのは面白い。

次回は22、23日。23日にライブしたいという方いませんか?ワインはなるべくスペイン、料理は、迫力を増したいと思います。

2015年6月6日土曜日

ポール盤

僕は、自身の2枚目のアルバムをひそかにポール盤と呼んでいる。
当時、アルバムが完成したので、アイスランドの友人のポールに送った。数日後お礼のメールが来て、そこには、「仕事に向かうため歩いていると、僕の前歯に向かって蠅が飛んできた。そんなこと今まで無かったよ。それを吸い込まなくって良かったと思う。僕は君のアルバムのジャケットがそのメッセージだったと思うんだ。そう思わない?」と書かれていた。
ジャケットを改めて見ると、横顔の半開きの口に蠅のようなものが。蠅を描いたつもりはないが、どうやら蠅らしい。その定かではなかった人物は、どうやらポールらしい。

2015年6月3日水曜日

ja maa sobi

先日記事にしたバンドの名前が決まった。その名もja maa sobi、山遊び。
ja maa sobiは、エストニア語で「そして、適した土地」といったような意味。候補のひとつだったバンド名「山遊び」をメンバーの一人が外国語に結び付けてja maa sobiとなり、山遊びに帰ってきたときにはバンド名に相応しい奥行きを備えていた。
ヤマーソビ、山遊び、ja maa sobi。バンド名が決まると、バンドは輪郭を見せる。まだぼやけた部分はあるが、僕たちは今やja maa sobiと名乗ることが出来るのだ。

2015年6月1日月曜日

バル8、9日目が終わる

暑かった。スペインで入ったバルを思い出す。休憩のたびにバルに吸い込まれ、ビールとタパス一品を注文、数分で店を出る。なので斉藤バルはそんなイメージでやっている。でも、ゆっくりして行ってもいいのです。
たいして忙しくもなく、ゆっくり時間は流れる。スペインの作曲家モンポウのピアノ曲がバルの空間に漂っていた。

次回は、6/7の日曜から3日間。ワインはスペインを中心に、タパスは定番を少しアレンジしたもの。音楽は、ピアノのなにか。コクテイル書房の空間は、ピアノ曲がなんだか合う。
並んだ本が鍵盤みたいだ。
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