2015年3月26日木曜日

バル4日目が終わる

新宿でウイスキーを購入、高円寺までの中央線の窓に雨がすっと線を引く。また雨か。用意周到で臨んだつもりが開店ぎりぎりまで仕込み。北中通りと中通り間を何度か走る。出だしはゆっくりだったが、徐々に静かに賑わう。友人、飛び込みのお客さん、コクテイルのお客さん。閉店間際、10年ぶりくらいか、懐かしい顔がドアから覗いた。信じられず僕は眼を丸くして、コクテイルは忽ち時間を超越した空間と化した。

次回の斉藤バルは4/13(月)です。ワインは、もう一回サドヤか。スペイン、チリもやりたいな、イタリアも。料理も出来れば一新したい。

2015年3月22日日曜日

波、返し縫い終る

最後はものすごい丈夫な線でした、と結ぶ。

終幕後、改めて大野円雅さんが書いた主題を読み返してみると、初めに読んだイメージと違う。勝手に抽象的なイメージで捉えていたのは、僕自身が抽象的なイメージをこの企画に持っていたからだろう。企画が進むにつれて各々の共作が完成していき具体的になっていくにつれてこの主題もくっきりと姿を現したのだろうと勝手に思う。

想像以上に出演者の方々が協力的で、たくさんの色濃い作品が生まれました。個と個の交わりが特別な緊張感を生んだのか、どこか得体の知れない、不安定な心地良さを持った楽曲たちに思えます。

2015年3月18日水曜日

練習、返し縫い

返し縫う思考、楽曲、イメージ。考えることに陥ると、考えることだけで物事を判断するようだ。考えたからそういうことに気付くのだが。
本番までひたすら練習する。練習を繰り返すことが大事なことに今更気付く。

2015年3月13日金曜日

バル3日目が終わる

諸事情により、友人宅から二日酔いでのスタート。しかし、人生は僕を導いてくれるのだった。
昼から雨。家からなにも持ってきていないので、酒から食材から買い集める。働かない頭に無理やりオールを持たせ、なんとか営業に漕ぎ着ける。メニューの台紙がないから、前回のメニューを使ってむりやりコラージュ。料理は、追い込まれたせいか、いつもとは少し違った方向からのアイデアが飛び出し面白かった。
夢の中を泳ぐようなゆらゆらした斉藤バルでした。次回は3/23(月)です。サドヤワインかスペイン物か、混ぜるか。春っぽい音楽でも流します。

2015年3月6日金曜日

バル、音楽

単純でいい。というか単純がいい。複雑がいい人は複雑でいい。複雑と仲良く出来ているのなら。方法は色々だ。自分に合っている確信がないのは怖い。自分が何者か考えるより、自分が何に執着して来たか振り返るほうが単純だ、と発言することで単純派を増やそうとするのは、よくあること。
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