2013年6月4日火曜日

ギター

ケースを閉め忘れ持ち上げるとクラシックギターはフローリングに落下、悲しい音をたてた。拾い上げると見事に表面の左下の部分が割れている。直ぐに工房に電話をかけた。これがひと月と少し前の事。
持って行ってから丁度ひと月経ったころ電話がかかってきた。とりあえず楽器の機能は元通りにした、しかし見た目を完全に治すには時間と金がかかる、音だけを重視するなら今のままでいいだろう、とのこと。今日は休みなので直ぐに取りに行きますと言って電話を切った。
帰ってきたギターは傷跡が生々しい。僕は一生このギターを弾き続けるような気がする。初めて自分のものになったような気分だ。
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