2014年9月6日土曜日

勉強2

作曲を一緒に学んでいる高校生にメロディを考えてくる宿題を出したら、思っていた数倍の答えが返ってきた。一節がほぼ完成している。旋律のみだが、色々な要素が見え隠れする。既に作品とも言えるが、所々理論的に解決できない部分がある。それにゾクゾクする。何故その音を選んだかといやらしく問い詰めると、相手は案の定困る。全てを受け入れ、強引にそのまま作品にすることも可能だが、それでは歪んだ未来が生まれてしまう。先人の科学を受け入れつつ、純粋に、気まぐれなガラクタにならぬよう注意して、ひとつの作品として先ず形にし、徐々に進化していく過程を発表をしていきたい。
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