2014年3月22日土曜日

ごあいさつ

高円寺北口、改札を出て左に歩き、斜めに突き抜けるセントラルロードを進み、今は暗渠となっている橋を渡ると、起伏のある路が印象的な北中通り商店街である。この一帯は、昔は馬橋の名で栄えた地区で、今もその名を街の所々で見かける。「馬」「橋」、由来はさておき、全く関係ないようなこの二つの文字の響きが音楽を導き出した。
同じ旧馬橋地区にある杉並学院の吹奏楽部のみなさんが路上で、彼らのレパートリーは勿論、最後には音楽祭を念頭に作曲された「橋」を、商店街の路上を大きく使い演奏します。「橋」は、歩く速さの五拍子、歩調を変えれば音楽は変わる。気分を、視点を変え、時には止まって、自由に、自分なりの音楽を感じてください。
通り過ぎず、引っ掛かり、ぶら下がり続けるのが北中音楽祭です。

憲法記念日、5月3日。詳細は後ほど。
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